今日マーケットプレイスで昔頼んでいた書籍を一気に開けたのですが、いろいろ梱包方法に違いがあって面白かったのでメモします。
古本市場
緑色の印刷済みエアーキャップ封筒を利用。そのため書籍自体は封筒に直で入れられていました。
このタイプは梱包材のコストが高いという難点があるものの、梱包の手間は省けるので人件費を抑えるのに向いています。古本市場ともなると一日に扱う量も大量になりますから、人件費削減のほうを優先したということなのでしょう。
それから宛名はバーコード付きのシールを利用していました。バーコードは二つで、上部にあるものが郵便番号、下部にあるものが受付番号(注文番号?)です。
面白いのは、封筒にはあくまで古本市場のロゴだけを印刷しており、差出人・変換先はシールに印刷していたこと(このため、シールは宛名印刷用としては広めのものを利用していた)。これはおそらく、差出人を封筒に印刷すると住所が変わったときに使えなくなるのを嫌ったのであろうと思われます。
そんな対策をとる点から逆算して、この特注の封筒はコスト削減のため一度に相当量を発注しているものと思われます(1万くらいでしょうか?)。
それから、料金後納郵便によるゆうメールにて発送されていました。古本市場ともなればおそらく特別運賃(2)になっているでしょうから、送るときの送料はかなり安く済ませられているでしょう。メール便を使わないのは、おそらくエアキャップ封筒は嵩張ることから使えないのだと思われます。ただ、トラブルがあったときに発送証明ができきない点が問題になる気がしますが、個別に追跡できるような領収証を取っているのでしょうか。
最後に、封は糊づけしていました。おそらくこれも封筒にもとからついている糊です。
ブックマート
普通の茶封筒を利用。社名印刷などは宛名に記載していました。
宛名はシールではなくて普通のコピー用紙を裁断したものをOPPテープでとめていたのが、人手が余り気味でかつ経費削減を求められているのかな、と思わせるものがあってすこし悲しい感じでした。
中の品物は普通のビニール袋で梱包されていました。OPP袋ではないのがちょっとびっくりです。普通のビニール袋はもろくないでしょうか。
ただ、シーラーを使って止めていたのは興味深かったです。シーラーはうまく使わないと破れたり空気がたまったりして取扱いが難しいのですが、割合とうまくできていました。
尚、発送はメール便でした。
ブックスはた
珍しい黒い樹脂系の袋を利用。品物はOPP袋でギチギチにくるんだ上に厚紙でカバーして送られていており、「これでもか」と言わんばかりの梱包がなされていました。(おかげで開けづらかったのは秘密です)もしかして梱包についてなにかしらのクレームをもらった結果でしょうか。黒い樹脂系の袋を使っているのも、水ぬれ対策である可能性があります。
また、宛名も表と裏にそれぞれ宛先と送り元を別々に印刷したコピー用紙を切ったものをOPPテープではりつけていました。
おそらく今回もっとも梱包に手間暇をかけていた出品者でしょう。
これは人件費や梱包コストでけっこうつらいんじゃないか、とおせっかいながら考えてしまいました。
ただ、黒い封筒というのはインパクトがけっこうあって、ポストに入っているのを見たとき何事かとびっくりしました。そんな大げさなと思うかもしれませんが、まあ、ポストを開けたら謎の黒い物体が入れられていたと想像してみてください。初めての経験だとけっこうギョッとすると思います。
また、ガムテープで留めているものだから全体的にやや見栄えが悪くなっていました。梱包に力を入れているのにそういう印象であるのは、どこかちぐはぐな気もします。そこまでコストをかけられるなら、封筒はライトカラーのものを選択し、封も普通のガムテープではなく透明のOPPテープを使ったほうが見栄えが良い気がするのですが、だめなのでしょうか。
ちなみにメール便でした。
古物商あだち
今回もっともふつうの梱包であった出品者。普通の茶封筒に切り取ったコピー用紙をOPPテープで貼り、ビニール袋(ここはちょっとチャチではある)で包んだ本を入れて発送していました。ここもメール便です。
最後に感想
どの店も考え方がよく出ており実に興味深いものがありました。どれも大変参考になりました。
中でも今回のマイベストは古本市場です。梱包の手間をもっとも削減できるのはこの店のやりかたでしょう。
印刷済み封筒を使うことによってブランドイメージの向上も図っており、さすがは、という思いがします。
エアキャップ封筒+ゆうメールは、ふつうは梱包材の高さと送料の高さがネックになるのですが、大量発注によってフォローしたならば人件費削減によりコスト的にも十分見合うものになるのではないかと思います。