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‘Amazonマーケットプレイス’ カテゴリーのアーカイブ

Kindle DXが発表されました

2009 年 5 月 7 日 木曜日

また来ました。

Amazon.comの新電子書籍リーダー「Kindle DX」,画面大型化とPDF文書対応

価格は489ドル、この夏発売の予定だそうです。
Amazonは電子書籍の分野への進出をどんどん進めているかんじですね。

さてAmazonはすでにKindle Storeで電子書籍も販売しています。
Kindle Storeをざっと見てみた感じ、紙ベースの書籍よりも定価はやや安くなっているようですが、中古本とそれほど大きな差がないようです。

Kindle DXのサイズは264.2×182.9×9.65ミリということなので、携帯電話ほどの携帯性もありません。
してみると、おそらく当面はスピードの速さがアドバンテージになるのでしょう。

逆にネックは機器自体の高さと、なにより普及しきるまでのコンテンツの少なさでしょうか。
出版社が己のコンテンツをそう簡単にあけ渡すとも思えず、結果的に売れ行きがしぼみきった粗悪コンテンツしかラインナップにない、ということになる可能性もあります。(*携帯コミックサイトでは一昔前のコンテンツばかりが提供されるという状態が実際に起こっています。それでなくても小売がインフラまで制覇すると権力が集中しすぎるため、出版社は協力しづらいのではないでしょうか)

とはいえコンテンツの蓄積がすすみ、また一定量普及しきったあとは膨大なコンテンツの保管量とスピードが兼ね合わさった面白いサービスになると思います。
消費者としては期待したくなる分野です。

定価はチラ見、市価はガン見

2009 年 4 月 20 日 月曜日

タイトルをちょっと標語っぽくしてみました。

いかがでしょうか。
ガン見という単語が標語にふさわしいかは自分でも疑問ですが、語呂はいいと思います(笑) あ、念のために申しますと、市価というのは中古価格相場のことです。

これなにかと申しますと、「USED品を取り扱うものは定価を基準にしてものを考えると痛い目を見る。」というとても痛い目にあった経験からきた教訓です。

新品の市場以上に、中古品の市場においては定価は参考以上の意味をもちません。
その品に価値と需要があるかどうか、あるならばいくらが適切な価格か、本当に大事なのはそちらです。

ものすごくシビアなのです。

そのため、中古品を買うときは、よくわからないからと定価を基準にしてものを考えてはいけません。価値のない品を高値掴みしてしまって損します。基準は常に市価におくべきです。定価は参考にするだけに留めるべきです。

例をあげてみます。
もしお店で2つの品が目にとまり、それぞれ

A)定価10,000円のところ特価1,000円!
B)定価2,000円のところ1,000円

という値付けがされていた場合、Aのほうがお得であると思われるかたも多いのではないでしょうか。

しかし、ここにもうひとつ、中古相場を見る目を導入して、実際はこういった状態にあったとしたらいかがでしょう。

A)定価10,000円(中古価格相場100円)のところ特価1000円!
B)定価2,000円(中古価格相場1,800円)のところ1,000円

Bの方がお得ですよね。

例が極端でしたが、中古品市場ではこれに近いことがままあります。
定価などあってなきが如し、定価4000円の品が100円の価値しかもっていないかと思うと、定価1000円の品が15000円の価値を持っていたりします。

なので、

「定価が10000円ですよ? その1割の1000円で売ってあげようと言っているんだからお得に決まってるじゃないですか、今すぐ買うべきですよ!」

なんて売られ方をしても、ホイホイ乗ってはいけません。
定価10000円のものが実際には100円の価値しかないことなどザラです。

大事なのは市価です。
というわけで、『定価はチラ見、市価はガン見』です。

マーケットプレイスにおける他の出品者の梱包方法についての考察

2009 年 4 月 8 日 水曜日

今日マーケットプレイスで昔頼んでいた書籍を一気に開けたのですが、いろいろ梱包方法に違いがあって面白かったのでメモします。

古本市場
緑色の印刷済みエアーキャップ封筒を利用。そのため書籍自体は封筒に直で入れられていました。
このタイプは梱包材のコストが高いという難点があるものの、梱包の手間は省けるので人件費を抑えるのに向いています。古本市場ともなると一日に扱う量も大量になりますから、人件費削減のほうを優先したということなのでしょう。

それから宛名はバーコード付きのシールを利用していました。バーコードは二つで、上部にあるものが郵便番号、下部にあるものが受付番号(注文番号?)です。

面白いのは、封筒にはあくまで古本市場のロゴだけを印刷しており、差出人・変換先はシールに印刷していたこと(このため、シールは宛名印刷用としては広めのものを利用していた)。これはおそらく、差出人を封筒に印刷すると住所が変わったときに使えなくなるのを嫌ったのであろうと思われます。

そんな対策をとる点から逆算して、この特注の封筒はコスト削減のため一度に相当量を発注しているものと思われます(1万くらいでしょうか?)。

それから、料金後納郵便によるゆうメールにて発送されていました。古本市場ともなればおそらく特別運賃(2)になっているでしょうから、送るときの送料はかなり安く済ませられているでしょう。メール便を使わないのは、おそらくエアキャップ封筒は嵩張ることから使えないのだと思われます。ただ、トラブルがあったときに発送証明ができきない点が問題になる気がしますが、個別に追跡できるような領収証を取っているのでしょうか。

最後に、封は糊づけしていました。おそらくこれも封筒にもとからついている糊です。

ブックマート
普通の茶封筒を利用。社名印刷などは宛名に記載していました。
宛名はシールではなくて普通のコピー用紙を裁断したものをOPPテープでとめていたのが、人手が余り気味でかつ経費削減を求められているのかな、と思わせるものがあってすこし悲しい感じでした。
中の品物は普通のビニール袋で梱包されていました。OPP袋ではないのがちょっとびっくりです。普通のビニール袋はもろくないでしょうか。
ただ、シーラーを使って止めていたのは興味深かったです。シーラーはうまく使わないと破れたり空気がたまったりして取扱いが難しいのですが、割合とうまくできていました。

尚、発送はメール便でした。

ブックスはた
珍しい黒い樹脂系の袋を利用。品物はOPP袋でギチギチにくるんだ上に厚紙でカバーして送られていており、「これでもか」と言わんばかりの梱包がなされていました。(おかげで開けづらかったのは秘密です)もしかして梱包についてなにかしらのクレームをもらった結果でしょうか。黒い樹脂系の袋を使っているのも、水ぬれ対策である可能性があります。
また、宛名も表と裏にそれぞれ宛先と送り元を別々に印刷したコピー用紙を切ったものをOPPテープではりつけていました。
おそらく今回もっとも梱包に手間暇をかけていた出品者でしょう。
これは人件費や梱包コストでけっこうつらいんじゃないか、とおせっかいながら考えてしまいました。

ただ、黒い封筒というのはインパクトがけっこうあって、ポストに入っているのを見たとき何事かとびっくりしました。そんな大げさなと思うかもしれませんが、まあ、ポストを開けたら謎の黒い物体が入れられていたと想像してみてください。初めての経験だとけっこうギョッとすると思います。

また、ガムテープで留めているものだから全体的にやや見栄えが悪くなっていました。梱包に力を入れているのにそういう印象であるのは、どこかちぐはぐな気もします。そこまでコストをかけられるなら、封筒はライトカラーのものを選択し、封も普通のガムテープではなく透明のOPPテープを使ったほうが見栄えが良い気がするのですが、だめなのでしょうか。
ちなみにメール便でした。

古物商あだち
今回もっともふつうの梱包であった出品者。普通の茶封筒に切り取ったコピー用紙をOPPテープで貼り、ビニール袋(ここはちょっとチャチではある)で包んだ本を入れて発送していました。ここもメール便です。

最後に感想
どの店も考え方がよく出ており実に興味深いものがありました。どれも大変参考になりました。
中でも今回のマイベストは古本市場です。梱包の手間をもっとも削減できるのはこの店のやりかたでしょう。
印刷済み封筒を使うことによってブランドイメージの向上も図っており、さすがは、という思いがします。

エアキャップ封筒+ゆうメールは、ふつうは梱包材の高さと送料の高さがネックになるのですが、大量発注によってフォローしたならば人件費削減によりコスト的にも十分見合うものになるのではないかと思います。

マーケットプレイスでのトラブル内容についての調査と考察

2009 年 4 月 8 日 水曜日

一昨日おしかりを受けたのを機に、マーケットプレイスで「悪い」「最悪」の評価がつくのがどういう場合なのか、他店の状況を参考にしながら調べてみました。
その結果が下記のものです。

  • 問い合わせに返答しない、もしくは返答がとても遅い ・・・ 問い合わせは基本的に問題が発生したときに行われます。それに対応しなかった、ということでおしかりを受けたパターンです。本当に対応を怠ったならこの評価を受けるのは仕方ないのですが、問題は連絡メールが届かなかったケースもあったこと。ヤフオクなどはサイトのほうに連絡履歴が残るので大丈夫なのですが、マーケットプレイスは履歴が残らない(表示されないだけ?)ため証明が困難であり、この点に改善の余地がかなり大きくあります。誤解による苦情だけは避けたいものですが、どうすればよいのでしょう。
  • 商品のコンディションが説明と違う ・・・ これもたまにあります。書き込みなしと明記しながら実は書き込みがあった、などの出品者がとちっているケースと、購入者の誤解によるケースがありました。
    誤解によるケースとは、「カバーにやや汚れがあるが、この状態でなぜコンディションが『良い』か」というものです。『良い』はしょせん4段階評価の下から2番目で、書き込みがあるような本もこのランクなのですが、「良い・普通・悪い」のなかの「良い」だと思われるようです。やはりこのランクの名称は「普通」くらいにしておいたほうが誤解がなくていい気がします。
  • 欠品 ・・・ 併売によりすでに売り切れていた(盗まれていた)、あるいは、管理が甘く商品がどこにあるかわからなかった、というケースです。悪い評価の原因となりやすい(必ずなるわけではありません。対応の早さを評価して「最善」をつけるかたもおられます。結局は人それぞれということです)。大手の数字が低いのはたいていこの欠品が原因となっています。併売方式のリスクです。ちなみにこの方式をとれるのは別の強い販路があって、マケプレはあくまでおまけ程度、という強豪が多いようです。マケプレの売れ行きが多少下がったところでどうということはない店が取れる手法だということですね。
    ちなみに品物を店頭におくと一定割合で盗難にあうため、売れていないからといって品物があると思うのは早計です。リアルタイムで棚卸するのも普通は無理です。というわけで、併売形式をとりながら欠品を防ぐのは至難の業です。
  • 説明せずにキャンセル ・・・ 出品者都合で一方的にキャンセルしたケースです。キャンセル自体は仕方ないこともあるでしょうが、ご説明くらいはしたほうがよいと個人的に思います。
  • 到着が遅い ・・・ 本当に発送が遅いケース(見た中では4営業日後の発送でした)と、運送会社の都合によるケース(1週間ていど遅延していたそうです)、あと購入者が高望みしすぎのケースがあります。本当に発送が遅いのはともかく、運送会社の問題であるケースや購入者の高望みについては事前によくご説明が必要でしょう。なお、発送連絡を送っていないことにより、発送が遅いのを運送会社のせいにしているのではないかと疑われていたものがありました。そういった誤解を防ぐためにも発送連絡は送っておいたほうが良さそうです。
  • 発送連絡がない ・・・ これもたまに悪い評価の原因となっています。発送連絡は一応義務ではないということになっているので、発送連絡をしなくてもマーケットプレイスの正規の手続きを過怠したわけではないのですが、そうはいってもサービスとしてそれはどうか、ということなのでしょう。ちなみにブックジーはちゃんと発送連絡を行っています(ただ、それでもメールが届かなかったときが怖いのですが)。
  • 届いた商品が違う ・・・ 本当に品物が違ったケースです。もちろん返品や再送の対応を行ったのでしょうが、人によっては対応があってもシビアな評価がつきます。これはひたすらよく確認するしか手がありません。封筒のなかに入れてしまったあとでは確認できないので、入れる時に最終チェックが必要でしょう。透明の袋にいれて出す手もありますが、どのような品物を購入したかしられたくないかたもおられますから、あまり望ましくありません。
  • 梱包がない ・・・ 直で封筒に本をいれた模様です。たしかに書籍は意外と頑丈だが、さすがにOPP袋でくるむくらいのことはしたほうがよさそうです。

「悪い」評価の傾向と対策

連絡無視、商品未達でフォローなにもなし、など本当に出品者の対応がひどく、それを理由に悪い評価がついたケースもありましたが、これは日ごろから努めていれば避けられるものでしょうからここでは置くとします。さすがに連絡を無視はありえませんし、商品未達でフォローしないのも無茶です。最低限マーケットプレイス保証のご案内だけでもするものでしょう。

問題はそういった対応をしていながら「悪い」をつけられるケースです。

この場合、「悪い」と評価する購入者はもともと出品者不信が強い傾向があるように思えました。

もともと「悪い」ものだと思っていたから評価を求められたときに「悪い」をつけやすく、なにか起こったときも出品者に相談せず(やっても無駄だと思うようです)泣き寝入りする代わりに悪い評価をつける、ということのようです。

運送業者の都合で他の店より数日遅れたことを理由に「悪い」をつけたある購入者は、「とても不安だった」というコメントを残していましたが、これなどは象徴的な事例でしょう。万一お金だけ払って商品が届かなかったら、という不安にさいなまれた結果「悪い」評価をつけたのだと推測できます。

そのため、どのような場合にどのような対応をするのか、事前によくご理解いただけるような努力を払うのが望ましいと思います。そうすることで多少なりとも信頼を得ることができ、結果としてよい取引を増やすことができるのではないでしょうか。

番外

中には変わったトラブルもありました。

  • うどんが挟まっていた ・・・ 査定時に気がつかなかった模様です。さすがに査定者も古本にうどんが挟まっているかもしれないとは思わないでしょう。当店もそれは考えたことがありませんでした。むしろそんなこともあるのか、と驚いた次第。

また、モンスターカスタマーにやられたケースもありました。

  • 到着した品物がつまらなかった ・・・ それは商品レビューで書くべきことで、取引自体に問題がないのに出品者に悪い評価をつけるのは筋が違うのですが、「そんなの関係ねえ」人に当たると聞いてもらえないようです。
  • 発注の翌日に到着しなかった ・・・ マケプレのどの店であろうと普通は到着しません。
  • メールが来なかった ・・・ 購入者のメールアドレスが違っていたそうです。

こういう方を基準にするとサービスがおかしくなるので、これは仕方ないと割り切った方がよさそうです。
幸いにしてそれほど多くはいないようですし、どちらが無茶苦茶かは常識ある人なら理解して下さるため、割り切ってもそれほど被害はないでしょう。ただし、評価欄に返答は書いておくほうがよさそうです。たいていはコメントから異常さが読み取れますが、念のため。

なお最後に、評価コメントを読んでいくとほとんどの購入者は良心的で理解あるかたであろうと感じられたことを付け加えておきます。

売りづらい在庫はどう売ったものか?

2009 年 4 月 8 日 水曜日

品物の中には売りづらいものがあります。

どんなものかというと、需要の割に供給が多すぎる品です。
(*汚すぎるとかそういう状態が悪すぎる本も「お客様に売るのがためらわれる」という点でたしかに売りづらくはありますが、そもそもそんな品は売りませんので今回は関係ありません)

この需要の割に供給が多すぎる本、今なら『赤い糸』などが典型なのですが、とかく売りづらいです。
なにしろ供給が多すぎるのではけないのです。

仮にマーケットプレイスにだしたところで1円本、しかもライバルが多いので、たった1人の購入者を40店で奪い合うという目も当てられない状態になったりします。
と言って、価格が低いのであまり手間暇(=コスト)をかけて売ることもできませんから、オークションサイトなどに出すのもためらわれます。
市に出すという手段も考えましたが、正直輸送コストだけで足が出そうです。
むろん他のオンライン書店に引き渡すのも気が引けます。

そういうわけで、状態自体は悪くないけどどう売ったものかと頭を抱えるのがこういった本なのです。

でも状態自体は販売に耐えるので、処分するのももったいないのです。

とりあえず、今のところこんなことを考えています。かなりとりとめがないのですが、。

  • セットにしてまとめ売りすれば多少は価値がでたりするのでは?(コミックセットの考え方)
  • ブックオフの100円均一のようにやれないか?
  • 通販形式をとる場合送料をどう抑えるかが問題で、どんなに品物を安くしても結局送料で高くなってしまう点に大きな問題がある。メール便ですら160円かかるわけだから、5冊買えば仮に1冊50円で売ったとしても本体¥250円の送料800円(ゆうメールになる厚さの場合さらに高い)で結局1050円になってしまう。これはマーケットプレイスも同じ悩みを抱えていて、最低でも1点340円必要になる。送料は基本的に、一度に大量に送れば送るほど安くなるので、そういった方向性でなにかできればよいのだが。