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定価はチラ見、市価はガン見

2009 年 4 月 20 日 月曜日

タイトルをちょっと標語っぽくしてみました。

いかがでしょうか。
ガン見という単語が標語にふさわしいかは自分でも疑問ですが、語呂はいいと思います(笑) あ、念のために申しますと、市価というのは中古価格相場のことです。

これなにかと申しますと、「USED品を取り扱うものは定価を基準にしてものを考えると痛い目を見る。」というとても痛い目にあった経験からきた教訓です。

新品の市場以上に、中古品の市場においては定価は参考以上の意味をもちません。
その品に価値と需要があるかどうか、あるならばいくらが適切な価格か、本当に大事なのはそちらです。

ものすごくシビアなのです。

そのため、中古品を買うときは、よくわからないからと定価を基準にしてものを考えてはいけません。価値のない品を高値掴みしてしまって損します。基準は常に市価におくべきです。定価は参考にするだけに留めるべきです。

例をあげてみます。
もしお店で2つの品が目にとまり、それぞれ

A)定価10,000円のところ特価1,000円!
B)定価2,000円のところ1,000円

という値付けがされていた場合、Aのほうがお得であると思われるかたも多いのではないでしょうか。

しかし、ここにもうひとつ、中古相場を見る目を導入して、実際はこういった状態にあったとしたらいかがでしょう。

A)定価10,000円(中古価格相場100円)のところ特価1000円!
B)定価2,000円(中古価格相場1,800円)のところ1,000円

Bの方がお得ですよね。

例が極端でしたが、中古品市場ではこれに近いことがままあります。
定価などあってなきが如し、定価4000円の品が100円の価値しかもっていないかと思うと、定価1000円の品が15000円の価値を持っていたりします。

なので、

「定価が10000円ですよ? その1割の1000円で売ってあげようと言っているんだからお得に決まってるじゃないですか、今すぐ買うべきですよ!」

なんて売られ方をしても、ホイホイ乗ってはいけません。
定価10000円のものが実際には100円の価値しかないことなどザラです。

大事なのは市価です。
というわけで、『定価はチラ見、市価はガン見』です。

実用書が人気 不景気に備え能力向上に余念なし?

2009 年 4 月 6 日 月曜日

ここのところ実用書の取扱が多いです。
統計を取ってはいませんが、感覚的に娯楽小説の2倍近くが実用書ではないかと思います。

これは、みなお金は娯楽ではなく能力向上やステップアップのために使いたがる傾向が表れているのかもしれません。
不景気なので、という理由が後ろにあることを考えると微妙なものの、ともあれ向上心を強く保つのはいいことです。

ただ微妙なのが、ときどきおかしな類の書籍が混じることです。
すなわち「○●悪のマニュアル」「××の裏ワザ」といった感じのタイトルがつけられた書籍類です。

まっとうな手法をわきまえた上でさらにそういった手法も知ろうとしているのであれば大丈夫でしょうけれども、もし手軽に人を出し抜こうとしてその手の手法を学ぼうとしているとしたら、それは危ないのではなかろうかと、おせっかいながら危惧しています。

同人を理解していなかった・・・

2009 年 3 月 23 日 月曜日

ブックジーでは同人誌も扱っています。
同人誌は査定が難しいのですが、もしかするとお客様の中には同人誌を売りたい方もいらっしゃるかな、と思ったからです。
こちらは同人誌、こちらは一般の書籍、とわけて別々の店に出すよりは、一緒に出せたほうがたぶん便利でしょう。

で、今日はじめて同人誌入りの査定依頼がやってきました。

甘かったです。

同人誌はせいぜい箱の中に1冊か2冊であとは普通の本だと思っていました。

自分は本当に甘かったです。

まるっと2箱、ほとんど同人誌でした。

一人のお客様が2箱まるまる必要とするほど、同人誌はたくさん買われるものだったようです。

今日は他の査定をやっていたので、これからとりかかるのですが、査定が大変で死にそうです(汗)
*現在22時

追記
しかも調べていくと下手な文庫より値がつきますね(汗) そして査定がまだ終わりません(泣)

さらに追記
日付が変わりました。でも終わりません。

最後の追記
今終わりました。現在午前1時23分。2箱だけなのに査定に4時間近くかかったことになります(汗) 勘が働かない分野なので調査に時間がかかるのは仕方がないのですが、これはいずれなんとかしないといけません。

ちなみに2箱で査定額が1万超えでした。
最初はひと箱1000円いくんだろうか、と不安いっぱいだったのですが、あけてびっくり玉手箱です。

しかし一応中古価格相場を見積もりながら計算した結果ではありますが、同人誌は相場の変動が激しくて怖すぎます。(マーケットが小さいためでしょう)本当にこの査定額で買い取って利益を出せるのかと今更ながら不安が(汗)

約300冊のうち20冊しか買い取り可能にできなかった事案の考察と対策

2009 年 3 月 14 日 土曜日

本日古本買取依頼の物品を査定していたのですが、5件のうち1件だけ非常に残念な事案があったので記録します。

■内容
送られた品の大半がお客様にお売りできる水準でなく、約300冊のうち20冊しか買取り可能にできなかったものです。
発売年度が古く(だいたい1990年、約20年前くらい)、状態もヤケや変色が目立つことから、お客様にお売りすることができないと判断せざるを得ませんでした。
なお、今回のお客様には20冊分の査定金額をお伝えし、値段のつかなかった品については廃棄希望とのことでしたが当店としては返却が筋と考えている旨ご連絡申し上げました。

■所見
普段は買取拒否になる品はそうそうありません。実際、今日の他の案件では買取拒否は200冊程度のうち数冊だけです。
それだけに今回の件は大変残念であり、かつ重くとらえなければいけません。

これほど多くの買取不能があったと聞き、お客様もご落胆なされたであろうことは想像に難くありません。また、このような事態が頻発するようでは買取サービスが成り立たないのももちろんです。

■現状の把握と原因の究明
なぜこのようなことになったのか、ということをまず考えたいと思います。
まず品物を鑑定するに、

  • 発売年度が古く(それも20年前)、かつ人気がないコミックばかりであった。
  • シリーズで揃っているものがほぼなく、すべてバラバラであった。
  • なぜか同じ本が複数あった。
  • 保存状態が一様に悪かった
  • 買取可能となった品も基準スレスレのものが多く、良品と呼べるものは無いに等しかった。

という状態でした。

約300冊もありながら良品がほぼゼロであることは普通では考えにくいです。良品があらかじめ母集団から抜かれていたと考えるのが自然でしょう。

してみると、このお客様はおそらくご同業のかたで、廃棄品の引受を当店に依頼したかったのであろうと思われます。

しかしながら当店は良品を高額で買い取る店であり、廃棄品の引受は致しておりません。

一応その旨ホームページ上のよくある質問には記載していたのですが、それだけでは告知不足だったのではないかと思われます。

■対応
告知不足であったことを鑑み、ホームページや買取セットに買取不能となる品をわかりやすく伝えられる資料を追加することにします。
もしもこの対策を打っても尚同様の問題が発生する場合、特にある程度の数量のある案件に関しては事前に内容のヒアリングを行うことも検討すべきです。

悪のネット買付

2009 年 2 月 25 日 水曜日

ネットサーフィンを行っているときに悪質な買付手法をみつけたのでメモ。

現在Amazonのマーケットプレイスに出品している人の中には、価格自動改定を行っている人も多いです。その基準のひとつとなるのが最低価格です。

ところがこの点、悪意あるバイヤーがある高額商品を1円で空出品をしてしまえば、自動的にその商品1円に価格が改定されてしまいます。
結果、本来2000円の価値があるものでも1円での出品になってしまうわけです。

悪意あるバイヤーはその間隙をついて一気に買い上げるそうです。もちろん買い上げたあとは空出品を取り消して何事もなかったかのようにふるまう寸法です。

価格自動改定の盲点を突いたたいへん悪質な手法です。

ですがこの手法、たった1名の悪意ある人間の手によって可能という点が問題です。何万人も人間がいれば中には悪人も混じります。
価格の自動改定を検討する場合はこの手法への対策をとっておく必要がありますね。